お使いになられているうちに数珠の紐が切れると縁起が悪く感じる方もいらっしゃるかもしれませんがご安心ください。
古くより、「悪縁を絶つ」などといわれ、いいこととされています。
人間の煩悩の数と同じ数の玉を繋いだものですので、それを繋いでいる紐が切れるという事は、悪因縁が切れたとされているのです。
また、数珠はご自身の分身ですので、ご自身の身代わりになってくれたとも言われます。
数珠の紐が切れてしまったら玉を集めて仏壇仏具専門店へお持ちください。
数珠は修理をすることで長く使用することができます。
また、数珠の紐が切れたことを一つの節目として、新調される方もいらっしゃるようです。
新しい数珠を購入する際は、古い数珠はお焚き上げ供養した方がいいので専門店で引き取ってもらえるか相談しましょう。無料でお焚き上げをしてくれるお店もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仏式の葬儀に欠かせないと思われている数珠、実は持たなくてもマナー違反ではなかったり、宗派ごとに違いがあったり。
仏教を信仰している方は、これを機会に、自分の宗派を調べなおし、自分専用の数珠を購入してみてはいかがでしょうか?