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お知らせ|葬儀のかぐや東京

本式数珠、宗派別の持ち方 浄土宗・時宗

浄土宗・時宗

浄土宗は鎌倉時代に法然が開いた宗派で、時宗は鎌倉末期に一遍が開いた浄土宗の一派です。

いずれも念仏を唱えることで救われる、という教えに基づいています。

浄土宗・時宗の数珠は、日課数珠と呼ばれ、念仏の数が数えられるような仕組みになっています。

2つの輪を一つに繋いだような形状をしており、両方の輪に主玉と親玉があります。


数珠を持つとき、念仏を唱える時は、房付きの金輪が通っていないほうの輪を左手の親指と人差し指の間に掛け、もう一方の輪を左手の人差し指と中指に挟み、そのままお数珠を握ります。

房付きの金輪が通っていないほうの玉を、念仏のたびに、親指で手前に繰ることで数が数えられます。

合掌の際には、親玉の位置を揃え、人差し指と親指で挟むようにして両手にかけます。

このとき、房は自分側に垂らします。

男性用のお数珠は「三万浄土」、女性用のお数珠は「六万浄土」ともよばれ、念仏を唱えるとき、決められた形式で数珠の玉数に沿って数えていくと、男性用は32,400回、女性用は64,800回を唱えることができるようになっています。

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